【漢方と不妊治療】人気の誠心堂薬局の口コミと効果をレビュー

漢方

不妊治療を始めてから約半年。

初めて漢方薬局に行ってきたので、漢方薬局での様子やその後の体の変化などレビューします。

結論から言うと、機能性不妊(病院で調べても、特に不妊原因と呼べるものがない)と診断された方には特にオススメします!

今回行ってきた漢方薬局

妊活、子宝で有名な「誠心堂薬局」池袋店に行ってきました。

誠心堂薬局

元テニスプレーヤーの杉山愛さんも利用して妊娠されたとか・・・

看板には子宝!など割と目立つ形で症状などが書かれているので、すこし入りづらかったですが、中は普通の薬局という雰囲気。

目隠しがある相談スペースが二つと、棚にはサプリメントや化粧水などの商品が並べられていました。

初診でも、電話の翌日には予約が取れました。

漢方薬局でも薬剤師さんがいて、なんとなく安心感があります!

漢方薬局での診断と処方

初め、色々と今の体の症状と不妊治療の実績などをアンケートに記入します。

私が気になっていたのは、足の冷えと体のだるさやイライラ感。

中医学的には、五臓と女性の整理機能を4つに分類するそうです。

分類 役割 症状や目的

(かん)
気血の巡りをコントロールする 月経不順、乳房が張る、イライラしやすい、お腹が張る 等

(じん)
子宮・卵巣の力を高める 妊娠しにくく、流産しやすくなる

(ひ)
気血を作り出す 胃腸が弱い、疲れやすい、月経量が少ない・色が薄い・ダラダラ続く、不正出血 等

(しん)
心・子宮・卵巣をコントロールする 子宮と卵巣の働きをコントロールする

アンケートをもとに1時間くらい相談をした結果、私は特に「肝」という部分が弱っているという診断でした。

「肝」に関連した「腎」と「脾」もダメージを受けているので、それらを補う漢方を処方することに。

ちなみに、事前に見て行った口コミでは、脈と舌の状態を見ると書かれていたのですが、私の場合は相談の最後に見られました。

逆流性食道炎もあるねと言われ、確かにここ最近胃の調子が悪かったなと思い当たりました。

実際に処方された漢方

◆煎じ薬

・加味帰脾湯(かみきひとう)

・神曲、麦門冬、厚朴、柴胡、萊莇子

加味帰脾湯(かみきひとう)の効能効果欄には、「体力が中程度以下で心身が疲れ、血色が悪く、ときに熱感を伴うものの次の諸症状:貧血、不眠症、精神不安、神経症」と記載されていました。

◆錠剤型のサプリメント

亀鹿二仙丸(きろくにせんがん)

正露丸のような黒い丸のサプリメントです。

◆飲むタイプのサプリメント

輝精水(きせいすい)

黒っぽい水のようなサプリメントで、プラセンタが入っているそうです。

漢方はどんな味?体の変化は?

結論としては、特に煎じ薬はとても飲みずらかったですが、効果はバツグンでした!

煎じ薬は、処方された6袋を全てヤカンか鍋に入れて、水を600〜700ml入れて、沸騰してから30分煮出してから飲みます。

ヤカンや鍋は、ステンレスや鉄製などを避けて、ホーロー製や土瓶などを使用します。

煮出している途中から、すごい色とにおい・・・

古い畳を煮詰めたような色とにおいでしたが、味もまさにそんなイメージでした。

輝精水(きせいすい)は、少し漢方ぽい独特の味はありますが、全体的に甘酸っぱくてそこまで飲みずらくはありません。

亀鹿二仙丸(きろくにせんがん)は、見た目は本当に正露丸のような形状ですが、味もなく特に飲みずらさはありませんでした。

ただ、この亀鹿二仙丸(きろくにせんがん)と煎じ薬、胃腸が元々とても弱い私には強力すぎたようで、1〜2週間ほど胃がムカムカ・・・最初の2日間は胃痙攣になってしまいました。

そこで、まずは一日半量ずつからスタート。

効果としては、かなり酷かった冷え性が飲用後3〜4時間からポカポカに。

2週間ほどで目の下のクマが消え、目やおでこの小じわもかなり目立たなくなりました!

漢方のメリット・デメリットは?

漢方のメリット

根本治療ができる、幹の部分に働きかけられる

病院では、例えば頭痛や腹痛などといった「症状」に対して薬を処方して治療します。
それに対して漢方は、その症状を出している根本原因に対して働きかける処方を行えます。

例えば、頭痛や腹痛を引き起こしている食習慣だったり、ストレス、睡眠不足などその人の今の状況に応じた対処ができるのが特徴です。

不妊治療に関しては、このようなイメージです。

病院治療でできること 漢方治療でできること
卵子の数を増やすことができる 卵子や精子の質を向上させる
卵子と精子の出会いの環境を整える(人工授精など) 年齢に伴う機能低下を改善する
子宮内膜を厚くする 子宮内膜の質を高める

 

医療費控除が使える

医療費控除が使えるのも漢方のメリット。
ただし、煎じ薬の部分だけで、サプリメントには使えません。

ただ、漢方処方の中で日常的に飲み最もコストがかかるのが煎じ薬だと思います。
少しでも税金面で考慮されるのは嬉しいですね。

漢方のデメリット

コストがかかる

メリットの部分でも少し説明しましたが、漢方はどうしても高額になりやすいです。

私の場合、全て合わせると月に約7万円。
不妊治療とも合わせると毎月かなりの出費になります・・・

ただ、日々低下していく卵巣機能を向上させるのは、いわばアンチエイジングの極み。
多少高くても仕方ないと言い聞かせています。。

どうしても出費が気になるという方は、先生に相談すると良いと思います。

誠心堂薬局では煎じ薬以外にも、もう少し安価な粉末の薬やサプリメントなども用意されていました。

まだまだ飲み始めたばかりの漢方なので、今後も状況や変化などお知らせしていきたいと思います。

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