漢方を始めて2週間。
誠心堂薬局へ、2回目の相談に行ってきました。
漢方薬局は本当に今の自分の状態に合わせて柔軟に処方を変えてくれることがわかったので、ご紹介したいと思います。
初めての漢方薬局体験や「誠心堂薬局」の詳しい説明については、こちらの記事でご紹介しています。
▶︎【漢方と不妊治療】人気の誠心堂薬局の口コミと効果をレビュー
前回との違い
相談時間と内容
前回は1時間半ほど相談して、舌や脈の状態を見た上で処方箋を決めましたが、今回は約30分ほどの相談でした。
内容としては、前回までの薬を服用した感想や今の症状などの確認、舌や脈の確認です。
私は月7万円の漢方は負担が高すぎるので、2万円くらいまでの範囲で続けることを希望したものの、やはり卵巣の状態を上げるのはアンチエイジングになるのでそれ相応のコストはかかるし不可能とのことでした・・・
先生としてはそれなら、今の薬の半量ずつを続けたほうが効果も高いし、金額も半分になるとの判断。
いったんその方向で様子を見ていくことに。。
処方内容
前回は、「肝」の状態を上げることに注力した結果、私のもともと脆弱な胃が耐えられず、悲鳴をあげてしまいました・・・
そこで今回は、胃腸の不調を取り除く処方に変更。
また、飲み方もこれまで600〜700mlの水で煎じていたところを、1,000〜1,200mlの水で煎じて食後に2〜3回に分けて飲むように変更されました。
このほうが、胃腸への負担も減るそうです。
内容も大きく変わって、以下のような処方になりました。
◆煎じ薬と生薬
・化食養脾湯(かしょくようひとう)
・杏仁、当帰、肉じゅよう、柴胡、厚朴
生薬は、柴胡と厚朴以外は新しいものに変わっていました。
化食養脾湯(かしょくようひとう)の効能効果には、「体力中等度以下で、胃腸が弱く食欲がなく、みぞおちがつかえ、疲れやすいものの次の諸症状:胃炎、胃腸虚弱、胃下垂、消化不良、食欲不振、胃痛、嘔吐」と書かれていました。
共通しているのは、とにかく体力が落ちていて疲れやすいということのようです・・・
その他、サプリメントの亀鹿二仙丸(きろくにせん)と輝精水(きせいすい)は、使用量の半量ずつを服用することに。
また、1週間ほど帰省する予定だったので、その間の顆粒薬も7日分処方してくれました。
煎じ薬は、煮出す器具や時間が必要なので、旅行先などで飲むのはハードルが高め。
その点、誠心堂薬局では、出先でも飲みやすいよう顆粒の漢方薬を1日分からでも処方してくれるそうです。
◆漢方製剤(顆粒の薬)
・半夏潟心湯
【効能・効果】みぞおちがつかえ、時に悪心、嘔吐があり食欲不振で腹が鳴って軟便または下痢の傾向のあるものの次の諸症状:急・慢性胃腸カタル、発酵性下痢、消化不良、胃下垂、神経性胃炎、胃弱、二日酔い、げっぷ、胸やけ、口内炎、神経症
・加味帰脾湯
【効能・効果】虚弱体質で血色の悪い人の次の諸症状:貧血、不眠症、精神不安、神経症
1回目と2回目の煎じ薬を混ぜたような処方です。
こちらは顆粒タイプで個装されているので持ち運びは簡単。
2袋まとめてコップに入れてお湯を注ぎ、よく混ぜて飲みます。
ただ、なかなか溶けないのと味がかなり苦いのとで、通常の煎じて飲む薬より苦戦しました・・・
服用後の体調や変化は?
今回の煎じ薬と生薬は、個人的にはだいぶ前のものより飲みやすく感じました。
例えるなら、とても濃く煮出した麦茶に、少しミントのようなスッとする味を足したような味。
前回の古い畳を煮出したような味よりは、なんとなく飲みやすさが伝わると良いのですが。。
効果が出るのは、やはりかなり早く、1回目の服用から胃の痛みが軽くなりました。
夜中に胃の痛みで起きることは無くなりました。
そして、デトックスが進んでいるせいなのか、トイレの回数がものすごく増えました。
1時間おきくらいには行っていたと思います。
思い出した時にやっていた足裏のマッサージも、「副腎」と「腎臓」の部分が痛くない!
強く押すと悲鳴を上げるほど痛かったのに、無痛でブチブチとしたものも無くなっていました。
改めて漢方の力ってすごい・・・!
ちなみに、帰省用で出された漢方製剤は、いつもの煎じ薬より効果が明らかに落ちていました。
煎じ薬は、飲んだら次の服用時間までだいたい足の冷えを全く感じませんでしたが、漢方製剤は2時間くらいすると冷えを感じるように。
「漢方は煎じ」と言われるワケが今回わかった気がします。
今後も続けた結果をお知らせしていきたいと思います。